ボールパイソンとは

ボールパイソンってどんな生き物?

ボールパイソン

主に西アフリカに生息している小型の『ニシキヘビ』です
長さは120~180cm程度、重さは1Kg~4Kg程度で大人しく、
現在、様々なモルフが誕生しており、(恐らく)全爬虫類の中で最もモルフ数の多い種です。
世界中にブリーダーがおり、BHB ReptilesReptile Industriesなど、
ボールパイソン好きなら1度は聞いた事がある有名ブリーダーもいます。 ※モルフ(morph)について詳しくはこちらへ
ボールパイソンの魅力はなんと言っても非常に多いモルフにあります。 気に入った個体の飼育だけする方ももちろん居ますが、繁殖させる事でモルフを作出する方も非常に多いです。 一昔前は情報不足や、生体価格が高かった為、色々と足枷があった様ですが、
現在では日本語で書かれている入門書もあり非常にスムーズに飼育~繁殖まで行う事が出来ます(タブン)


お迎え方法(ショップ&イベント)

ボールパイソンってどうやって購入したら良いの?

2012年東レプ会場

ボールパイソンを購入する場合は、爬虫類ショップか即売イベントがほとんどだと思います。 ここでは爬虫類購入時の注意点なんかを掲載してあります。

爬虫類が好きな方は1度は聞いた事のある
『気付いたら増えてた』
というフレーズをご存知ですか?

これはたまたま飼育していたFH個体(持ち腹個体)がベビーを生んだ訳でも、コモドオオトカゲの様に単為生殖をする訳でも無く、
『ちゃんと自分でショップや爬虫類イベントに出向き、しっかり代金を支払って飼育を開始したにも関わらず、 購入時には興奮して正常な判断が出来なくなっており、家に帰って落ち着いた時に思う事』それが『気付いたら増えてた』です。

軽い気持ちで爬虫類ショップや爬虫類イベントに出向いた時に爬虫類購入衝動は突然やってきます。 そうなってしまった時に自分を見失わない為に、『爬虫類ショップ購入』と『爬虫類イベント購入』に関して、 それぞれメリットとデメリットを掲載しました。これで次回のジャパンレプタイルズショーも安心ですね。

爬虫類ショップのメリット・デメリット

メリット1:相談出来る

ショップであれば飼育方法や飼育用具等も全て店員の説明を受けながらその場で購入出来る為、初心者の方でも安心です。
爬虫類は種類によって飼育環境や餌が異なるので、色々と相談しながら購入出来るのが魅力です。

メリット2:病気やニセモノの回避

ちゃんとしたショップであれば病気やニセモノを回避する事も出来ます。
特にヒョウモントカゲモドキやボールパイソンの様なモルフ数が多い種類は『これホントにOO!?』という事はたまにあります。
表現に出ていない遺伝(劣性遺伝)や、遺伝のラインなどは見た目ではわからない事が多い為、
信頼出来るショップから購入する事で回避しましょう。

デメリット:選択肢の少なさ

即売イベントに比べて見れる数が非常に少ないです。
小さなショップも多いのでなかなか目当ての個体を探せない可能性があります。

イベントのメリット・デメリット

メリット:選択肢が多く、多少価格が安い

『対面販売の義務化』が施行された為、2013年頃から即売イベントが盛んになっています。
イベント終盤になると値切りに応じてくれるショップもあるのでお得です。

デメリット1:弱っている個体がいる

イベント会場を見回っていると明らかに健康状態が悪い個体を見かける事があります。
遠方からの出展の場合、会場までの輸送が爬虫類にはストレスであり、
イベント開催中はプリンカップなどにずっと入れられているので、弱ってしまう個体もいます。

デメリット2:寄生虫や病気のリスク

大きなイベント前にはショップによっては多数の入荷を行います。
その際に寄生虫保持個体や病気個体のチェックは出来ていない事が多いです。
購入しても数ヶ月で死んでしまうケースもあります。

デメリット3:購入時の説明不足

即売イベントなので1から10まで説明してもらえない可能性が非常に高いです。
※ボールパイソンだけを購入するのであればほとんど問題無いかと思いますが
例えば、人気の高いフトアゴヒゲトカゲのベビーなどが欲しくなってしまった場合、
『丈夫だし、飼育も簡単ですよ』と言って販売するショップもあります。
アダルトになれば20~30cm程度まで成長する為、
60cm~90cm程度の飼育ケージが必要になる上、バスキングライトや紫外線ライトも必要となります。

爬虫類飼育者であれば簡単かもしれませんが、初心者からすると結構大変な作業です。
なので、爬虫類飼育初心者の方はショップでの購入をお勧めします。


飼育環境作りのアレコレ

ボールパイソン飼育の環境作りって難しいの?

ボールパイソン

ボールパイソンを飼育する為に必要な環境作りetcです。 ボールパイソンはペットとして飼育されている爬虫類の中で、非常に飼育が楽な種類です。 昼行性トカゲと違ってバスキングライトも紫外線ライトも必要ありません。 生命力も高く温度・湿度共にある程度の幅であれば生存可能ですし、断食にも強いです。
断食強い=燃費が良いので、アダルトサイズ(2kg~4kg程度の個体)のボールパイソンの場合、 水さえ与えれば数ヶ月給餌しなくても死ぬ事は無いと思います。(思いっきり痩せるし危ないのでやめましょう) 健康状態に変化があった場合も週に1回程度よく観察していればすぐに発見出来ます。 不健康サインとしては、よだれを垂らしていたり、常に腹部分を上にしていたり、ずっと口を開けていたり、 背中に明らかな瘤や凹みがあったりと、不健康サインは判り易いと思います。 ですが丈夫だという油断が生体の寿命を短くしたり、死なせてしまったりする原因となってたりもします。 いくら丈夫であろうと最低限の飼育環境を整えましょう。 窓辺にケージを設置してオーバーヒートでケージ内温度40度にしてしまったり、 エアコンも付いていない部屋でパネルヒーターだけで冬を越したりと、無茶な飼育をしない様にしたいですね。

一般的なボールパイソン飼育に必要な物リスト

飼育ケージ

ヒョウモントカゲモドキのケージ 種類はガラス、アクリル、プラスチックが主流です。 ガラスの場合は見た目が良いですが、高価で重く、割れるリスクもあります。 プラスチックの場合は見た目が良くない事が多いですが、安価で軽く、割れる心配もほぼありません。 アクリルの場合は全てガラスとプラスチックの中間です。

ボールパイソンに限らずヘビ全般の飼育にあたって最も注意しなければならないのが脱走です。 蛇は意外な程、細い隙間を通れる上に力があります。 なので、一般的な爬虫類ケージよりもプラケースや衣装ケースなどがオススメです。 みどり商会やGEXが販売している飼育ケージは見た目が良いですが、高価な上に場所を取ります。 機能面と価格面を取るならプラケース、見た目を取るなら専用ケージを選ぶと良いと思います。

我が家ではボール用のケージとして画像掲載している特大プラケを使用しています。 見た目は良くありませんが、重ねられる上に安くて軽くてメンテも楽です。 後々他のケージで飼育をする場合でも使い回しが利き易いのも良いですね。 ※我が家では蛇(ボールとシシバナ)と餌虫(デュビア)はこの特大プラケで飼育しています。

シェルター

ボールパイソンのシェルター 基本的にボールパイソンは狭い所に隠れる修正があります。 その為、シェルターを設置してあげる事で生体が落ち着きます。 ですが、ちゃんと餌を食べてくれる様であれば特に設置する必要も無いかと思います。 餌を食べてくれない個体の場合はシェルターを設置し、置き餌にすると食べてくれる事があります。

シェルターにはドライシェルターとウェットシェルターの2種類があり、 大きさ、形、重さ、価格、材質など様々な製品が販売されています。 ドライシェルターはその名の通り乾いたシェルターです。 日中、ボールパイソンは狭い所を好むので設置してあげると喜ぶ個体もいます。 お迎え当初の個体や神経質な個体は特に必要です。が、画像の様なシェルターではすぐに入れなくなります。 シェルターが必要な場合はコーンフレークの箱でも専用のシェルターでも良いですが、成長に合わせたサイズを選びましょう。 ポイントは『中でとぐろを巻ける事』『入り口の大きさが、すんなり出入り出来るサイズがどうか』です。

ウェットシェルターはその名の通り濡れたシェルターです。 ケージ内が乾燥している場合、脱皮時に脱皮不全を起し易くなります。 が、画像の様なシェルターではすぐに入れなくなります。(大事な事だから2回目) シェルターが必要な場合はコーンフレークの箱でも専用のシェルターでも良いですが、成長に合わせたサイズを選びましょう。 ポイントは『中でとぐろを巻ける事』『入り口の大きさが、すんなり出入り出来るサイズがどうか』です。 ボールの場合はウェットシェルターで湿度を保つのはちょっと無理があるので、『部屋の湿度を上げる』か 『ミズゴケや霧吹きでケージ内の湿度調節』をしてあげましょう。

水容れ

ボールパイソンの水容れ 飲み水と水浴び用の水容れです。 蛇は一般的に考える以上に水を良く飲みます。なので必ず設置しましょう。 水容れのサイズは蛇の全身が浸かれる大きさである事が好ましいですが、 湿度が保たれているのであれば、小さな容器の飲み水だけ設置するのもアリです。 水温は25~35度くらいの冷たくない水が良いです。 冷たすぎると消化不良や食欲不振に繋がる事があります。 各社から水容れは販売されていますが、 個体がある程度大きくなってくると大抵の方は100均のタッパーなんかを使う事が多いです。 アダルトサイズ(2Kgくらい)のボールパイソンが丸々浸かれる水容れを買おうとしたら結構な値段するので、 最初から100均で揃えておくと後悔しなくて良いかも?

暖房器具(フィルムヒーターや保温ライト)

ボールパイソンの暖房器具 ケージ内温度を保つ為の器具です。(ボールパイソンの場合なら27~30度程度に) 爬虫類は変温動物の為、低温が続いた場合は消化不良を起して、最悪死にます。 ボールパイソンの場合はフィルムヒーターを使用する事が多いです。 ですが、フィルムヒーターのみでは冬に雪が降る地域では不安です エアコン+フィルムヒーターや、遠赤外線ヒーター+フィルムなど、 ケージ内温度を27~30度程度に保てる様にしましょう。 保温器具の種類は、フィルムヒーター、保温球ライト、遠赤外線ヒーターなど色々あります。

■フィルムヒーター
フィルムヒーター

フィルムヒーターはその名の通り、フィルム上の保温器具です。ケージの底面に設置して床面から暖めます。 爬虫類全般に使用出来るが、使用する際にケージ底面の全てにフィルムヒーターを敷いてしまうと、 生体が暑い時に逃げれないので最低でもフィルムはケージ底面の3分の2までにしましょう。 また、逃げれなくなった結果として低温ヤケドする恐れがあります。


■遠赤外線ヒーター
遠赤外線ヒーター

遠赤外線ヒーターは発光せずに熱のみを発する保温器具です。 ケージの上部に取り付けて上から暖めます。 注意点は故障や電源切れに気付かない事です。 (見た目では作動しているかどうかわからない為) よく出回っている製品だとみどり商会が出している『暖突』という製品があります。 大抵の爬虫類ショップやイベント通販と、どこでも買えます。 フィルムヒーターと違い空気を暖めるので暖房効果は高いです。


■保温球ライト
保温球ライト

保温球ライトは熱と光を発するランプ型保温器具です。 ソケットは別途購入で、口金寸法はE26である事が非常に多いです。 購入したソケットにランプを装着・使用しますが、 オーバーヒート(過熱)を避ける為に通常はサーモスタッドとセットで使用します。 注意点としては、ランプはかなりの高温になる為、 霧吹きなどの水がかかる熱膨張と急冷収縮の関係でぱっりーんと割れます。 ボールパイソンに使う事はほとんどありません。というか使っているのを見た事が無い。


■バスキングライト
バスキングライト

保温球ライトに似た製品でバスキングライトが保温球ライトとは別物です。 バスキングライトは照射角度が狭く、一部分を高温にする器具です。 高温を好むトカゲ(フトアゴヒゲトカゲやサバンナモニターなど)に使用する事が多く、爬虫類の体温を上昇させる保温器具です。 自然下では太陽光を浴びる事で体温を上昇させつつ紫外線を取り入れてカルシウム生成を行います。 変温動物である彼らにとって熱源である太陽は非常に重要で、 バスキングライトは太陽の2つある役割の内の1つである『加温』を担当しています。 ボールパイソンに使う事はほとんどありません。これも使っているのを見た事が無い。


■紫外線灯(保温器具では無いですが一応)
紫外線灯

紫外線灯は紫外線を照射出来る器具です。 紫外線が必要な種(昼行性のトカゲなど)に使用します。 爬虫類はカルシウムを十分に吸収する為にビタミンD3を必要とします。 紫外線を受ける事によって、ビタミンD3を体内で生成する為ので紫外線は必須です。 紫外線灯は太陽の2つある役割の内の1つである『紫外線』を担当しています。
ボールパイソンは夜行性の為、不要です。


それぞれ用途が異なるので適切な物を使用し、効果的な保温をしましょう。

サーモスタット

サーモスタッド 温度管理やライト照射時間を設定出来る器具です。 個人的には爬虫類飼育にサーモは必須だと思ってます。 特に温め過ぎを防ぐ事は非常に大事です。 寒くて死ぬ事よりも、温めすぎて(オーバーヒート)で死ぬケースの方が多い様です。 オススメなのは、GEX社から販売されている爬虫類用デジタル表示電子サーモスタットです。 我が家でも同製品を使用していますが、今となってはコレ無しで飼育するのが怖いです。 このサーモスタッドなら以下の機能が付いています。ほんとオススメです。

  • 毎日ケージ内温度を自動調整可能 ※設定温度を下回れば自動で電源ON、上回れば電源OFFになります。
  • 毎日定時に電源のON/OFFの設定可能 ※主に照明や紫外線灯に使用します。
  • デジタル表示なので一目でケージ内の温度確認が可能
  • 水色と黒の2色が選べる
  • 異常温度上昇、異常温度降下、センサーショート時の警報機能付き

給餌用品(餌箱とピンセット)

サーモスタッド 餌箱は活餌を取り分けたり、ダスティングする場合必要です。 無くても給餌は出来ますが、無いと結構困ります。我が家では適当な高さがあるプラケースを100均で買って使っています。

ピンセットは主に餌虫を生体に与える際に使用します。 金属製と木製があり、どちらを使用しても良いと思いますが、金属を選ぶ場合は先端が丸い物を選んだ方が好ましいです。

尖っているピンセットを使用した場合、誤って生体に刺さると怪我をする恐れがあります。 我が家では安全の為に金属製では無く木製のピンセットを使用しています。 いわゆる竹ピンですね。 ボールパイソンの餌はマウスなので箱は要りませんがピンセットは必要です。 なぜなら誤って指を食われる(噛まれる)からです。

床材(アスペン、ヤシガラ、砂、キッチンペーパーなど)

サーモスタッド 衛生管理の為(清掃し易くする為)にケージの底に敷く物です。 ボールパイソンの場合はアスペン、キッチンペーパー、新聞紙、ペットシーツなど なんでも良いと思いますが、『清掃の手間』『給水力』『コスト』を考えて選ぶと良いと思います。 個人的にはキッチンペーパーかペットシーツがオススメです。 キッチンペーパーの場合は、低コストで手入れも簡単な上に、厚みが少ない為パネルヒーターでしっかり加温も出来ます。 ペットシーツの場合は、給水力に優れている為、しっかり尿を吸いれます。 ちなみに、我が家では青色のペットシーツを使用していますが、とても、ダサいです。


ボールパイソンの餌

ボールパイソンは何を食べるの?

ヒョウモントカゲモドキの餌

ボールパイソンは基本的にはベビーサイズからフルアダルトサイズまでマウスかラットを主食としています。 ベビーサイズとフルアダルトサイズで異なるのは餌のサイズです。 ボールパイソンに与えるマウス(とラット)の最適サイズは『胴体部分に若干の膨らみが見られる程度』 というなんともふわっとした表現をされる事が多いです。 こればかりは実施に給餌と観察を行わないと感覚としてわからないと思いますが、 ポイントは『初めは大き過ぎる餌より小さ過ぎる餌の方が良い』という事です。 ヘビは自分の頭より大きい餌を簡単に飲み込む事が出来ますが、大き過ぎる餌は吐き戻しの原因になります。 その為、小さめの餌を徐々にサイズアップしていく方法が好ましいと思います。

ボールパイソンの餌としてマウスとラットのどちらを選ぶかについては、どちらを選んでも栄養面で大差は無いとも、 ラットの方が栄養価が上だとも聞くのでどれが真実か、また、どちらがボールの餌として好ましいのか不明です。 更に混乱させる様で恐縮ですが、以下の様な情報もあります。 ちなみに我が家はマウスオンリーです。

我々は他のボールパイソンのブリーダーと話をしたが、 彼らは生まれたばかりのヘビに対してピンクラットを与えたが、うまくいかなかったと報告してくれた。 ボールパイソンはいずれラットを食べるようになるのだから、最初から与えればいいじゃないか、と彼らは考えたわけである。 彼らの観察によると、ピンクラットだけを食べて育った成長期の若いボールパイソンは、急速に贅肉がついて丸くなり、 骨密度が低下したようだった。彼らが大型のピンクラットやファジーラットの代わりに、小型のマウスへと切り替えたところ、 若いボールパイソンの体形は普通の状態に戻ったそうだ。

引用元--Hebidas

マウスとラットってどう違うの?

マウスとラットの違い

マウス
マウス

一般的に爬虫類の餌として販売されているマウスとは『ハツカネズミ』の事を指しています。 体長2~10cm程度、重さは2g~50g程度で、妊娠期間が20日程度な事から名付けられてるっぽいです。 販売される際にはサイズによって呼び方が変わる場合が多く、小さい順に
ピンク<ファジー<ホッパー<アダルト<リタイヤとなります。 この呼び名に『小さめ/S/S/M/ML/L/LL/大きめ』など販売元によって細かく分類されている所もあります。

ラット
マウス

一般的に爬虫類の餌として販売されているラットとは『ドブカネズミ』の事を指しています。 体長5~260cm程度、重さは10g~40g程度で、妊娠期間が20~25日程度ですがハツカネヅミとは呼ばれてません。 マウスと同様に販売される際にはサイズによって呼び方が変わる場合が多く、小さい順に
ピンク<ファジー<ホッパー<アダルト<リタイヤとなります。 この呼び名に『小さめ/S/S/M/ML/L/LL/大きめ』など販売元によって細かく分類されている所もあります。

結論

分類は科が同じで属以下が違ってて、ラットの方がサイズが大きいです。
フトアゴヒゲトカゲとエリマキトカゲ程度の違いです。

冷凍餌と活餌って何が違うの?

冷凍餌と活餌

冷凍餌
マウス

冷凍餌は餌ネズミを飼育する必要が無い為、非常に楽です。 注意点ポイントは、長期間冷凍による冷凍焼けと、解凍不足です。 冷凍焼けは餌ネズミの品質劣化なのでオススメしません。 解凍不足(芯の部分が冷たいなど)は体調不良になって死ぬ場合もあるので細心の注意を払ってください。 尚、8割以上のボールパイソン飼育者は冷凍餌を使用しています。たぶん。 『ボールパイソンの餌と言えば冷凍ネズミ!』です。

活餌
マウス

活餌は餌ネズミの飼育ケージを用意して飼育するので、正直面倒です。 もちろんメリットもあります。 たとえばマウスの場合、妊娠後20日前後でピンクマウスを生んでくれるので餌代がかかりません。 (マウスの餌代などはかかりますが) 大抵、活餌を与える時は拒食中のヘビの食欲回復時に与える事が多い様です。 注意点ポイントは、冷凍餌を食べている個体に活餌を与えてしまうと、冷凍餌を食べなくなる場合がある点です。 基本的には冷凍餌を使うのがベターですが、拒食がどうしても直らない場合は試してみるものアリかもしれません。


知らないと損する関連サイト

Maniac Reptiles(マニアックレプタイルズ)

ヒョウモントカゲモドキやボールパイソンを多く取り扱う、横浜にある有名ショップです。

このショップの店主が海外の有名ブリーダーと個人的な交流があり、
日本初のモルフを輸入するのは大抵このショップです。

価格帯は他のショップよりも高いですが、繁殖まで考えている方にとっては最も楽しいショップです。
ちなみに店主の宮内さんはPERFECT BALL PYTHONというボールパイソン書籍の著者でもあります。

爬虫類倶楽部(通称:ハチクラ)

チェーン展開している有名爬虫類ショップです。
初心者の方はまずハチクラに行く事をお勧めします。
店内も爬虫類ショップとしては広く、幅広い種類の両生類・爬虫類がいます。
店員さんも親切に教えてくれますので安心です。

月夜野ファーム

活コオロギ、冷凍マウス、冷凍ラット、ジャンボミルワームなどの
爬虫類、熱帯魚用の餌を生産、販売しているファームです。
信頼度バツグンなので、我が家では基本的にここで購入しています。


モルフと遺伝のお話

モルフ(Morph)について

モルフ(Morph)

モルフとは原種(ノーマル)とは異なった、遺伝性の確立された品種を指します。
ボールパイソンの世界的人気はモルフの多さが最大要因です。
同一種でも遺伝内容が異なるだけで赤かったり、黄色かったり、縞々だったり、
様々な柄や色のモルフが存在します。

ボールパイソン専門のブリーダーが世界中におり、
今この瞬間も新たなモルフが生まれているかも知れません。

ちなみに、『Morph』の読み方に関して、『モルフ』よりも『モーフ』の方が適切な様ですが、
モルフの方が通りが良さそうなので当サイト内では『モルフ』と表記します。

遺伝について

ホモ接合体/ヘテロ接合体

ヒトのABO式血液型ではAA、BBおよび OOの遺伝子型がホモ接合、
AO、BOおよびABの遺伝子型がヘテロ結合となります。

ボールパイソンのモルフ表記時に見られる『het』とはヘテロの意味です。

優性遺伝と劣性遺伝

ヘテロ接合体において一方の遺伝形質が発現した場合、
発現した遺伝子を優性遺伝子、発現しなかった遺伝子を劣性遺伝子と呼びます。

例えば、劣性(aa)と優性(mm)を交配させた場合、
100%の確立で優性het劣性(am)が生まれます。
生まれたamの形質は優勢遺伝であるmmと同じです。

amとmmでは保持している遺伝子に差異がありますが、
aは劣勢遺伝なのでamはmの形質だけが発現し、mmと同じ表現となります。
劣勢遺伝であるaの形質を発現させる為にはホモ接合が必要です。

この優性het劣性を更に交配させた場合、
25%の確率で優性(mm)と劣性(aa)が生まれ、
50%の確率で優性het劣性(am)が生まれます。

つまり形質としては75%の確立で優勢の形質が、
25%の確立で劣勢の形質が発現するという事です。
以上の内容は、いわゆるメンデルの法則です。

間違ってたらすみません。。。

共優性遺伝とスーパー体

共優性遺伝は、ホモ結合時とヘテロ結合時の表現が異なる遺伝です。
優性遺伝と比較すると分かり易いです。
優勢遺伝と劣勢遺伝、共優性遺伝と劣勢遺伝をそれぞれ交配させた場合を比較してみます。

■優性遺伝×劣勢遺伝

Aを優性遺伝子、bを劣性遺伝子とします。
優性het劣性(Ab)と優性het劣性(Ab)を交配させた場合、
AA Abならば優性表現に、bbならば劣性表現になります。

■共優性遺伝×劣勢遺伝

Sを共優性遺伝子、bを劣性遺伝子とします。
共優性het劣性(Sb)と共優性het劣性(Sb)を交配させた場合、
Sbならば共優性表現に、bbならば劣性表現に、SSならばスーパー表現になります。

ボールパイソンの共優性モルフであるパステルを例に取ってみましょう。

Pをパステル、Nをノーマルとします。
パステル(PN)×パステル(PN)を交配した場合は、
50%の確率でパステル(PN)が生まれ、
25%の確率でノーマル(NN)が生まれ、
25%の確率でスーパーパステル(PP)が生まれます。

このスーパーパステルの事を、
『共優性遺伝のホモ結合であるスーパー表現(スーパー体)』と言います。

※マトリックスにすると下図の様になります。

パステル(PN)
×
パステル(PN)
パステル(P) ノーマル(N)
パステル(P) スーパー
パステル(PP)
パステル(PN)
ノーマル(N) パステル(PN) ノーマル(NN)
スーパー
パステル(PP)
×
パステル(PN)
パステル(P) パステル(P)
パステル(P) スーパー
パステル(PP)
スーパー
パステル(PP)
ノーマル(N) パステル(PN) パステル(PN)

当サイト主飼育個体の写真

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